システムエンジニアがフリーランスとして営業するためには、準備が必要です。独立する前に行っておいた方が良い準備について、確認しておきましょう。
会社員のうちに済ませておきたいのが、クレジットカードなど信販系の手続きです。フリーランスは自由に働けるのが魅力ですが、その反面、収入が不安定です。特に独立したては実績がないため、社会的な信頼が低下することを覚悟しておきましょう。このため金銭が絡む契約や準備は、会社員のうちに行っておくのがおすすめです。
特に、クレジットカードは早めに用意しておきましょう。インターネット経由の買い物やサービスを利用するためには、クレジットカードが必需品となります。独立してフリーランスになると収入面での信用度が下がるため、審査が降りやすい会社員のうちに作っておきましょう。
マイホームやマイカーローンを利用している場合は、返済計画に無理がないかも見直す必要があります。独立後は収入が不安定になりやすく、収入が少ない月は返済金の捻出に苦労するかもしれません。ボーナス一括払いの取りやめなどコースの変更、低金利ローンへの借り換えなど、無理なく返済できる方法に切り替えておきましょう。
金銭面以外では、仕事がスムーズに始められるよう、インターネット環境をあらかじめ構築しておくことが基本です。また、商号やロゴマークを決める、ロゴ入りの封筒や名刺、納品書、見積書、請求書、印鑑など、事業に必要な備品も多いので、早めに準備に取り掛かりましょう。